お役立ち情報
先生の歯科医院ではホームページから継続的に増患できていますか。
自費に力を入れておられる歯科医院であればあるほど商圏が広範囲に及ぶ傾向にあるため、ホームページによる増患対策が重要なことが多いです。
ホームページの増患対策として「Google Analytics(アナリティクス)」等のアクセス解析ツールは有益な手段の1つです。
まだアクセス解析ツールを設置していないという先生は、ぜひ設置してください。
アクセス解析ツールとは、その名前の通り、”ホームページへのアクセス状況を解析をするツール”です。
下記のような画面をご覧になったことはないでしょうか。
これがアクセス解析ツールです。(下記画像はGoogleアナリティクス)
アクセス解析ツールは多くの企業が提供していますが、代表的なものとしては上記で挙げた「Googleアナリティクス」や「忍者ツールズ」などがあります。
このお役立ち情報では、Googleアナリティクスを中心にご説明いたします。
Googleアナリティクスを使うと、どの地域から、どんなデバイス(スマホやPC)を使って、どのページがよく閲覧されているのかを把握できます。
より具体的には下記表の通りです。
アクセス解析ツールで得られる情報を活用すると、集患・増患に繋げることができます。
ここではあえて分かりやすい簡単な例をあげて説明します。
A歯科医院のホームページの問題点は何でしょう?
答えは”スマホでとても見づらいホームページである”です。
スマホで平均10秒程度しか見られていないホームページは、表示速度が遅い、読みたいページを見つけづらい、文章が多すぎる等でスマホユーザーがストレスを感じるサイトになっている可能性があります。
しかし、スマホからのアクセス数のほうがパソコンの2倍以上ある(700件:300件)ので、これは早急に改善すべきです。
700件のアクセスの中には潜在的な新患がいらっしゃる可能性が高いです。
B歯科医院のホームページの問題点は何でしょう?
答えは”インプラント希望者がB歯科医院に相談しようと思える魅力的な情報がなかった”、あるいは”専門用語が多くて分かりにくかった”、”ページ自体が読みにくい”です。
患者様へのアピールポイントの工夫、インプラントページの充実や実績などをで集患に繋がることが期待されます。
上記のようにアクセス解析より得られる患者様のニーズと、実際の来患数を比較することで、歯科医院の増患対策へと繋がります。
例1、例2とも極端に簡素化した例なので単純ですが、実際にアクセス解析を使いこなすには、下記を総合的に分析する必要があります。
”見ているデバイス(スマホやPC等)”
”キーワード”
”閲覧時間”
”ホームページに入ってからの行動(次にどのページを見たのか等)”
”実際の反響”
さらに”検索キーワード” を例にとっても、「梅田 歯科」「梅田 インプラント」等の10種類以上のキーワードで検索されているというケースも多々あります。
HPの改善すべき点を明確にするには、その10種類以上のキーワード1つ1つに対し、下記のような馴染みの薄い指標で複合的に分析・判断する必要があります。
”サイト全体の閲覧数”
”サイト全体の閲覧時間”
”ページごとの閲覧数”
”ページごとの閲覧時間”
”行動フロー”
”直帰率”
”離脱率”
検索キーワードが少なく、アクセス解析の結果がシンプルなHPや、アクセス解析の分析に慣れていらっしゃる先生であれば問題がありませんが、これから分析開始される先生は、”どういう風に見たらいいか”、”何と何を組み合わせればいいのか”等が分かりづらくて大変かと思います。
当事務所は、アクセス解析の結果を数ヶ月に1回レポートにまとめて報告するサービスをご提供しております。
また、歯科医院に特化した事務所ならではの改善策のご提案や、ホームページの変更・新規ページ作成・リニューアル等までトータルサポートいたします。
ホームページをお持ちの方でイマイチ効果を実感されていない方は、お気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
またアクセス解析の設置もいたします。
余談ですが、GoogleとYahoo!Japanではセキュリティー強化やユーザーのプライバシーを尊重するため、検索したキーワードを外部に公開しない仕組みになっています。(検索結果ページのSSL化)
そのため、GoogleとYahoo!の検索エンジンでホームページに訪問した方のキーワードは把握することができません。
<参考>
Googleの検索セキュリティ強化のお知らせ(2012.3.6)
Yahoo!検索 SSLのお知らせ(2015.8.12)