お役立ち情報
前回の続きです。
よく言われることですが
患者1人に接する時間が多ければ多いほど
歯科医院の自費率は高まる傾向にあります。
患者と接する時間を増やせば
単純に自費率が上がる訳ではありません。
ただ、チェア1台あたり1日10人以上を診ているような
大変忙しい個人歯科医院では
そもそも予約が一杯で自費が増える余地がありません。
まずはコミニュケーション等により患者のデンタルIQの向上と
「この歯科医院の先生なら誠実そうで、丁寧に診てもらえそう。」
という信頼関係構築のための時間を確保することが必要です。
全国でCT導入率はまだまだ低い状態ですが
もし先生の歯科医院でCTを導入しているのに
HPに載せていない場合は、すぐにアップしてください。
弊所で、HP制作や更新を請け負った先生方にはアドバイスをしているのですが
弊所のデータでは、CT導入医院とそうでない医院での自費率の差は
約2倍程もあります。
また、CTといっても機能的にはピンからキリまでありますが
自費の新患数にはあまり影響がないようです。
似た者同志で集まるように、自費を選択する患者の思考パターンも似ています。
マーケティングの話になってしまいますが
ターゲットとする患者に関しても
「初めて自費希望する方」なのか
それとも「他院で嫌な思いをし疑心暗鬼になっている方」なのかによって
HPや広告、説明方針等のアピール方法が異なります。
ターゲットを明確にし
HPの写真や配色・配置を変更するだけでも効果が異なります。
他にも色々とありますが、記載しきれないので
ご興味のある先生は個別にお問い合わせください。
次回のお役立ち情報で詳しく記載する予定ですが
歯科衛生士の雇用は、歯科医院全体の収益力アップに繋がります。
歯科衛生士は、材料も技工も何も使わず
勤務歯科医より人件費も安いため、収益率が非常に高いです。
そのため、歯科衛生士に予防歯科を中心に担当していただき
収益柱を2本にすることで、先生の保険診療の新患数を調整ができ
患者とのコミニュケーション時間が増え自費率アップに繋がります。