代表ブログ
今回はどちらかというと同業の方向けへの記事を。
会計業界では、クラウド化が騒がれていますが
個人の医科・歯科診療所や医療法人、20人未満の企業であれば
クラウド会計の効果はまだあまり必要ないかも?と感じます。
歯科のレセコンと連携しているクラウド会計もあります。
レセコン会社さんがよくポートを開いたなーと驚いたのですが
それほど商機を見出されているのでしょうね。
ただ、提携されてから、まだそんな月日も経っていないので
今飛びつくと実質的に運用テストをするはめになり面倒かもしれません。
クラウド会計は、預金通帳やクレジットカード明細が
帳簿に自動反映されるのが魅力です。
ネットバンキング契約中の口座において
取引量が膨大な顧問先様の記帳であれば
業務負担が非常に減ると思います。
クラウドなので当たり前ですが
場所を選ばす会計データにアクセスできるのも素敵です。
ネットバンキング契約以外の通常口座や
経費関係は、概ね今まで通り、通常の手入力です。
請求書等の経費関係を自動入力できる機能もありますが
そこまでコストをかけるのもどうかなと感じます。
手入力に関しては、やはり会計王や弥生等の会計ソフトのほうが
入力しやすいですし早いです。
また、既に入力したデータを修正するにあたっても
クラウドは一度サーバにアクセスするせいか
1~2秒ほど固まります。これが結構ストレスです。
一括修正等もあるのですが、何個か選択肢を選ばねばならず
これもまた手間です。
私が活用しているクラウド会計は
補助科目が過去の仕訳に使われていると消せないため
数年前のデータに遡る必要があるのは面倒だなと。
でもいつか預金やカードだけではなく全ての取引が
自動入力されるようになれば、非常に楽になっていいですね。
もう少し便利になれば、もっと積極的に使いたいシステムだと思います。
カテゴリ:会計・税務
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