お役立ち情報
スマートフォンの爆発的な普及で、日本人の90%以上がインターネットに日常的に触れているといっても過言ではありません。
いまや一般企業だけでなく、個人事業主も自分のHPを持ち、集客ツールとして使っています。
これから歯科クリニックのHPを作ろう、あるいはリニューアルしようと考えている先生に、最低限抑えていただきたい5つのポイントをご紹介します。
HPと一口に言ってもその目的は様々で、
などがあるかと思います。
たとえ同じ業種でも地域やターゲットユーザーなどにより環境は異なりますので、『自分の場合は何が必要なのか』をよく考え、目的を定める必要があります。
これを歯科HP制作業者としっかり設定しておかないと後々ずれた内容の歯科HPになってしまう可能性が大きいです。
ターゲットユーザーとは、つまり『どういった患者に来院してほしいのか』ということです。
「うちの歯科クリニックで診療可能な全ての患者さんに来て欲しい」
「患者は老若男女問わず、来てほしい」
とおっしゃる先生は多くいらっしゃいますが、それでは平べったい内容なってしまいがちで、誰の心も動かせない歯科HPになりやすいです。
「10代の女性」と「50代の男性」では求めるサービスの内容は当然違ってきますし、「既存の患者」と「新規の患者」でもほしい情報は違います。
数多くの歯科HPが多く乱立している今日では、万人受けする歯科HPは作らない方が得策です。
ターゲットユーザーを明確にすることにより、PRする内容やそれに基づく自院の強み、またそのターゲットユーザーの訴求点などが鮮明になり、心を動かすことのできるHPになります。
一般的に歯科HPの集客方法といえば、検索エンジン対策(いわゆるSEO)があげられます。
これは検索されるキーワードを予め決めておき、そのキーワードで検索された際に歯科HPが上位表示されるように制作するのはもちろん、上位表示されるための検索エンジン対策(SEO対策)をしていく必要があります。
もう一つはクリック報酬型広告といわれる、お金をかけて歯科HPを見てもらう方法です。
これは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンに広告を出し、クリックされればお金を払うというもので、PPC広告やリスティング広告が該当します。
なぜ歯科HPの集客方法を予め決める必要があるのかというと、歯科HPの場合、「クリック報酬型広告」を出すには医療広告のガイドラインに従った歯科HPでないと掲載してもらえない可能性があるからです。
もし「クリック報酬型広告」を出すことを制作会社に伝えておらず、作り直しの事態になると、余計な修正費用が発生することもありますので、最初に確認しておきたいポイントの一つです。
歯科HPは作っただけではだんだんと検索エンジンの順位が下がってしまいます。
そこで定期的にページを追加したり変更していく必要があるわけですが、その際、追加・変更がどうなのかを予め確認しておきましょう。
追加・更新する人 ・・・ 制作会社 か 先生方ご自身
更新費用の有無 ・・・ 修正1ページに付き1万円~というところもあれば、年○回までは無料で修正するところもあります
追加ページの費用 ・・・ 制作費の目安を聞いておくと、後からでも頼みやすいです
歯科HPを公開するには、データを置いておく「サーバー」と、Web上の住所でもある「ドメイン」が必要不可欠です。
そのサーバの費用や、ドメイン代、またHPの管理費や管理方法も制作前に確認しておきましょう。